【ブックレビュー】マカン・マラン 作者:古内一絵さん

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読み終わった後に、とっても柔らかくて温かい気持ちに包まれる本。

ドラァグ・クイーンのシャールさんが、夜中に気まぐれで開いているカフェが舞台。現代社会で生きることに疲れた登場人物たちが、シャールさんの手作り料理を食べ、シャールさんと言葉を交わすことで自分の悩みの本質や自分の隠された望みに気が付く。

体にいいものを食べて巡りが良くなると心や精神も整うのだと、この本を読んで改めて思った。

私は約3年間ほど旅館に住み込みで働いていたことがあるのだが、自分の部屋にキッチンがなかったので朝と夜の食事をほぼコンビニ弁当で済ませていた。コンビニのご飯が悪いとか、そういう話ではないのだが、その食生活を3年間続けたので健康状態が悪くなり、常に心が満たされず、ネガティブなことばかり考えていた。

今は、ほぼ毎日自炊をしている。料理はあまり得意でなく、よく失敗するが体の調子はいい。自分の健康を自分で守っている!という少し誇らしい気持ちになる。

古内一絵さんの本を読んだのは、おそらく初めてだと思う。

文章がとても柔らかく丁寧で、読んでいるだけで情景が浮かんでくるようだった。

冬の寒い時期に、こたつでぬくぬくしながら読むのにもってこいの1冊。まだ読んでいない方はぜひ読んでみてほしい。


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